会社概要 | お問合せ | サイトマップ
会員ページ | ログアウト

日立造船が浮体式洋上風力発電設備用の基盤構造技術を持つ仏ベンチャーと提携

2015年3月17日


日立造船が、浮体式洋上風力発電設備用の基盤構造技術を持つフランスのベンチャー企業・イディオル(IDEOL)と技術提携したそうです。

日立造船、浮体式洋上風力発電で仏イディオル社と技術提携|日刊工業新聞(2015.3.13)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150313baan.html
<引用ここから>
「・・・イディオルが持つ浮体式洋上風力発電設備用の基盤構造技術『ダンピングプール』を、日立造船が日本の使用条件に適用したり、設計や建設を行えるようにする・・・ダンピングプールをコンクリート製に加え鋼製でも対応できるよう日立造船が技術確立を進める・・・イディオルは2010年に設立・・・波による動揺を抑えられる基盤構造の特許などを持つ・・・」
<引用ここまで>

IDEOL and Hitachi Zosen (Hitz) announce the signature of a technology partnership agreement|IDEOL official website(2015.3.10)
http://www.ideol-offshore.com/en/cms/206/ideol-and-hitachi-zosen--hitz--announce-the-signature-of-a-technology-partnership-agreement

2004年から浮体式洋上風力発電に取り組む日立造船が、優れた基盤構造技術を探していたとのこと。
欧州ベンチャーの技術を導入して、開発が加速していきそうですね。

さて、では、この浮体式洋上風力発電設備の構造について、各社どのような技術的課題に取り組んでいるのでしょうか。
最近公開された、同分野に関する特許出願をいくつかご紹介しましょう。

特開2012-201191号公報
「浮体式洋上風力発電装置の設置工法および撤去工法とその構造」
http://www.ipc-watch.com/P7Afb [PDF]
出願人:五洋建設株式会社、清水建設株式会社、東京電力株式会社、国立大学法人東京大学
IPC:B63B
⇒洋上風力発電装置の浮体の錘が浮体曳航用台船を兼用する構造とし、設置および撤去を容易にする。

特開2012-201192号公報
「浮体式洋上風力発電装置」
http://www.ipc-watch.com/P7Afa [PDF]
出願人:五洋建設株式会社、清水建設株式会社、東京電力株式会社、国立大学法人東京大学
IPC:B63B
⇒係留索の浮体側の端部が中央コラムに集約された構造とし、張力調整を容易とする。

特開2012-202250号公報
「浮体式洋上風力発電装置と、その発電装置の構築方法」
http://www.ipc-watch.com/P7Af9 [PDF]
出願人:五洋建設株式会社
IPC:F03D B63B
⇒先端に風車を取り付ける主支柱を途中で屈曲可能な構造として、設置作業を容易とする。

特開2013-35361号公報
「浮体式洋上風力発電装置における浮体式構造物と、製造方法とその設置方法」
http://www.ipc-watch.com/P7Af7 [PDF]
出願人:五洋建設株式会社
IPC:B63B
⇒浮体構造物下部から水深深さ方向に延びるバラスト部の重力によって復元性を得るスパー型と、浮体構造物を平面方向に広げ、外形を流線形状として得られる浮力により復元性を得る流線型の各々の長所を両立実現させる。

特開2014-218186号公報
「洋上風力発電用浮体構造物」
http://www.ipc-watch.com/P7Af8 [PDF]
出願人:清水建設株式会社、国立大学法人東京大学、三井造船株式会社
IPC:B63B
⇒浮体構造物の浮力中心とアンカーを連結する係留索と浮体構造物の間に浮体構造物の上下揺れを減衰させる機構を備えることによって、風力発電機からの起振力を抑制する。

特開2015-33957号公報
「浮体構造物及びそれを用いた洋上風力発電施設」
http://www.ipc-watch.com/P7Af6 [PDF]
出願人:株式会社大林組
IPC:B63B
⇒水底に緊張係留された浮体構造物を、耐食性の高張力繊維が添加された無筋コンクリート製の中空コンクリート函体とすることによって、十分な浮力、軽量性、および強度を両立実現させる。

なるほど、揺れの抑制、軽量化、十分な浮力の確保、設置作業の簡便化など、様々なトレードオフ要因をどのように適切に両立させるか、各社御苦労されているようですね。

日立造船による風力発電設備用浮体構造物に関する国内外での特許出願/特許取得状況について、あるいは風力発電設備用浮体構造物に関する各社の特許出願/特許取得状況について、より詳細にお知りになりたい方は、IPC Watch運営会社のコンサルティング部門にて調査・分析など承りますので、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

風力発電設備用浮体構造物は、他の浮体構造物全般と同様、国際特許分類(IPC)=「B63B」に分類されます。
本分野の新規特許出願公開を、IPC Watchを利用して一早く、早期検知したい方は、
1)下記のリンクをクリックしてください。IPC=B63Bが選択された状態のトップページに移動します。
http://www.ipc-watch.com?code=B63B
2)「無料会員登録へ」ボタンをクリックし、メールアドレスを入力してください。
以上で、IPC Watch無料会員登録が完了です。

無料会員登録して頂くと、各社の特許出願が特許庁から新たに公開される度に、データベースの更新をメールでお知らせします。
同メール内のリンクをクリックして頂くと、その日新たに公開され、IPC=B63Bが付与された、公開特許公報の一覧ページにアクセスできます。

プッシュ型のIPC Watchなら、検索の手間が不要です。
クリック操作だけで、公開公報PDFファイルにアクセス可能です。

(佐藤)

Twitter

最近のお知らせ

人気の投稿

最近の投稿

アーカイブス

ご利用ガイド
ご利用ガイド
有料版のご案内
有料版のご案内
よくあるご質問
よくあるご質問
IPCについて
IPCについて