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アップルが1,000億円出資したファーストソーラーの日本特許出願

2015年2月13日


米太陽光発電大手・ファーストソーラーがカリフォルニア州に建設する大規模太陽光発電所に、アップルが約1,000億円を出資するそうです。

アップル 太陽光発電所に巨額出資|NHKニュース(2015.2.11)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015382981000.html
<引用ここから>
「・・・出力は280メガワット・・・このうち130メガワット分が25年間にわたってアップルに供給される・・・アップルは・・・新しい本社などで使用する・・・」
<引用ここまで>

アップル、大規模太陽光発電所に8.48億ドル出資--新社屋などへの電力供給で|CNET Japan(2015.2.12)
http://japan.cnet.com/news/business/35060272/

米Apple、同社史上「最大かつ大胆な」プロジェクトを発表|ZUU online(2015.2.12)
http://zuuonline.com/archives/44995

Apple、太陽光発電に8億4800万ドルを出資|ITpro(2015.2.12)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/021200497/
<引用ここから>
「・・・First Solarは米カリフォルニア州モントレー郡に・・・約11.7平方キロメートル・・・の太陽光発電所を建設・・・Appleは25年間にわたり、同発電所から130メガワット(MW)の電力供給を受ける・・・『民間企業に対する再生可能エネルギー供給としては最大規模の提携』・・・同発電所は・・・2016年末までに完成する予定・・・米大手電力会社Pacific Gas and Electric(PG&E)・・・に残りの150MWを販売する・・・」
<引用ここまで>

アップルが出資の見返りとして独占的に購入する130MWの電力とは、家庭で言えば約50,000世帯分の電気供給に相当する規模だそうです。

アップルは先に、アリゾナ州に建設するデータセンターの稼働に必要な電力をすべて再生可能エネルギーで賄うという発表もしており、この分野に力を入れていることが窺えます。

Googleにもしろ、Amazonにしろ、IT系のグローバル企業にとってデータセンターで使用する電力の確保は経営の生命線であり、クラウドサービスに次いで最近では決済サービスにも乗り出すなどして一層のトランザクション増が見込まれるアップルにとっても、いかに電力を長期的に安定的かつ安価に調達するかは重要な経営課題になっているものと思われます。
その意味では、大規模ソーラーファームに出資して、その出力を予め先物買いしておくというのは正しい経営判断なのだろうと思います。

さて、今回アップルがパートナーに選んだファーストソーラー社ですが、太陽光発電大手の中でも特にCdTe(テルル化カドミウム)を使ったPV(photovoltaic)cellに力を入れていることで有名ですね。

では、同社は日本ではどのような特許出願をしているのでしょうか。
最近公開されたものを一部、ご紹介しましょう。

特表2012-513119号公報
「裏面金属コンタクトを含む光電変換装置」
http://www.ipc-watch.com/P7Ae0
出願人:First Solar Inc.(米国)
IPC:H01L

特表2012-516573号公報
「改良された結晶配向性を有する太陽光発電装置」
http://www.ipc-watch.com/P7Ae1
出願人:First Solar Inc.(米国)
IPC:H01L

特表2012-531051号公報
「堆積錫酸カドミウム層のアニール方法および装置」
http://www.ipc-watch.com/P7Ae2
出願人:First Solar Inc.(米国)
IPC:H01L

特表2012-533178号公報
「亜鉛を含む光電変換装置」
http://www.ipc-watch.com/P7Ae3
出願人:First Solar Inc.(米国)
IPC:H01L

特表2012-533187号公報
「太陽電池フロントコンタクトのドーピング」
http://www.ipc-watch.com/P7Ae4
出願人:First Solar Inc.(米国)
IPC:H01L

やはりいずれも出願においても、CdTe(テルル化カドミウム)を必須構成要素として含む請求項が従属項レベルで設けられています。

ただ、権利化は上手くいっていないようです。
日本国内においては日本勢がまだまだ牙城を守っているということでしょうか。

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(佐藤)

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