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下請け脱出!町工場が作った鋳物ほうろう鍋

2015年1月20日


素材の持つ水分だけで加熱調理する無水調理を、熱伝導性と保温性に優れた鋳物ほうろう(琺瑯)鍋で実現した「バーミキュラ」が人気のようです。

なぜ、名古屋の町工場が世界一の「鋳物ほうろう鍋」を開発できたのか?|PRESIDENT Online(2015.1.16)
http://president.jp/articles/-/14320

<引用ここから>
「・・・鋳物にほうろうを焼きつけるのは、とても難しい技術だった・・・ほうろうは約800℃で焼きつけるが、740℃近くになると、鋳物の組織に含まれる炭素が気化し表面にプクプクと泡ができてしまう・・・この泡をなくすため、鋳物材質の改善や、ほうろうを焼きつける緻密な塩梅を手探りする日々が続いた・・・」
<引用ここまで>

バーミキュラ|公式サイト
http://www.vermicular.jp/

独自商品の開発に成功し、直販にこだわって販売する町工場・愛知ドビーの下請け脱出物語は、中小零細企業の輝ける成功事例として、テレビや雑誌でもしばしば紹介されていますね。

さて、愛知ドビーの場合、琺瑯(ほうろう)の焼き付け工程の技術的困難さを克服したことが成功の鍵だったようですが、琺瑯の焼成については各社どのような技術開発に取り組んでいるのでしょうか。
最近公開された関連特許出願を、いくつかご紹介しましょう。

特表2012-522892号公報
「発熱琺瑯釉薬およびここに塗布された発熱容器」
http://www.ipc-watch.com/P7Ada [PDF]
出願人:You & I Tech Co Ltd.(韓国)
IPC:C23D C03C A47J
⇒塗布される琺瑯釉薬に軟磁性材料を添加して、容器に発熱特性を与える。

特開2013-159807号公報
「表面品質に優れたほうろう材の製造方法」
http://www.ipc-watch.com/P7Adb [PDF]
出願人:JFE建材株式会社
IPC:C23D
⇒エージングされた琺瑯釉薬を使用した際の表面欠陥発生を防止する。

特開2013-163851号公報
「優れた表面品質を有するほうろう材の製造方法」
http://www.ipc-watch.com/P7Adc [PDF]
出願人:JFE建材株式会社
IPC:C23D
⇒エージングされた琺瑯釉薬を使用した際の表面欠陥発生を防止する。

さすがに愛知ドビーは特許出願していないようですね。
はい、工場内での製造技術が肝ですから、内容が公開されてしまう特許出願するよりも、ノウハウとして隠しておいた方が良いと思います。
特許権取得より、直販を生かすためのマーケティング等に人もお金を掛けるのが正解だと思います。
特許権取ったところで、それで売れるとは限らないですからね。

琺瑯(ほうろう)に関する各社の特許出願/特許取得状況について、より詳細にお知りになりたい方は、IPC Watch運営会社のコンサルティング部門にて調査・分析など承りますので、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

琺瑯(ほうろう)に関する国際特許分類(IPC)は「C23D」です。
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http://www.ipc-watch.com?code=C23D
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(佐藤)

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